々のこと

増築もしてます

皆様、こんにちは、㈱佐藤工務店スタッフの岩間です。

大野邸増築棟上げ

今日は、増築のお話しです。

社長が自ら上に登って組み合げております。

この骨組、社長が墨付け&加工したんです。「え?普通じゃないの?」って声が聞こえてきそうですが、

いやいや、今時はそうでもないんですよ(^^♪ 2つの意味で。

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(弊社の工場での風景です、ねじり鉢巻きしてるのが社長です)

こういった骨組みの加工は、20年くらい前までは大工が手で加工していたんですが、

近頃は「プレカット」と言って、プレカット工場で機械が加工してくれるようになったんです。

でも、今回の現場は機械では加工できない、難しい現場だったんで、手で加工しちゃいました。

上の写真のような風景はすっかり見なくなっちゃいましたねぇ。

それと、社長は普段はネクタイして社長業に専念されながら、

時折職人としても手掛けることもあるんですよ。

現場を知ってるからこそ住宅営業の説明がしっかりできる弊社の強みです。

とくに大工職人はプライドが高い方が多いので、まとめるには「本物の頭(かしら)」の存在が

絶対必要なんですよね! そんな訳で、社長自ら現場で仕事をしてみせる事もあるわけです。

社長は18歳から大工をやっていまして、最初の6年間は親元離れて他社で修行していました。

昔の大工の世界はと~っても厳しく休みは月2日!お盆、正月前は1ヶ月休み無し!

昼休みは研ぎ物!晩飯の後また仕事!!!まさに「修行」だったそうです。

もちろん佐藤工務店に帰ってきてからもバリバリの職人、私はこの頃からお付き合いが

ありました。当時の印象は・・

「結構若いのにバリバリやってる。凄いなぁ。」って感じで、

バリバリやってるって事は、仕事に関して真剣なので、かなり厳しい事を言われたりして、

「うわー、この人厳し~?」と思わされる事が何度もありました?

でも、仕事を離れた話になると、「え、何それ?面白そうじゃん。」って感じで

親しげに話し掛けて頂いたりもしたので、仕事では厳しいけど、とても楽しい人だなぁという

印象でした。

えっと、話しがそれてしまいましたが、話しを戻しまして、今時は2つの意味でそうでもないって

話しでしたね(^^)/ まとめると、

一つは、今時は加工は工場で機械がやってくれるので、社長が加工する事は滅多にないんです。

もう一つは、そんな社長はたまに職人になるのであって、いつも現場で仕事してる訳じゃないんですよ

って事でした。

で、この増築現場のお話しです。

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平面図から立体を組み上げ、材料も適材適所で使用して強度も計算しながらの仕事になります。

いわゆる、「手板(ていた)」(図板とも言う)ってのを書いて、2次元の図面でしか表現してなかった物を立体的に

組み上げちゃう、しかもこれを頭の中で考えちゃうんだから、大工ってすげーなーって思う瞬間です。

そうやって、匠の技で骨組を組み上げたら、後は外壁を仕上げて、室内の壁を仕上げて出来上がり

って感じで進んでいきます。

こう書くと、いとも簡単に仕上がってしまいそうですが、そんな事はありません!

こっからまた大変な作業が待っているんです。それはまたご報告しますね(^^)/

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